2017年07月06日

【中・鮮】中国が北朝鮮に悍ましい警告:「制御不能…災厄的結果」 Jul 4, 2017


 北朝鮮は笑い飛ばしているかもしれないが、中国にとっては真実なのだろう(表記)。
《骨子》
1。核シェルターや空気清浄機をパニック買いして日本の住民が北朝鮮との衝突の可能性に準備するにつれて世界は冗談に見入っているけれども、核の災厄のために絶望的に保護ギアや装備を獲得する彼らの努力が極めて先見の明ありと我々は直ぐに悟るかもしれない。

2。昨日、報じられるところ北朝鮮が朝鮮半島からアラスカを攻撃できるICBM(大陸間弾道ミサイル)なるものの実験に成功した。核技術の達成した前進と合すれば、今や北朝鮮は南の隣国、日本それに米国さえに破壊的な攻撃を打ち出す能力を持つかもしれない。そして若し彼らが未だICBM上に核弾頭を適応させそれを効果的に標的に運ぶ能力を達成していないとしても、彼らは日ごとにインチ単位で近づいている。

3。非常に近いので、事実、[駐国連]中国大使劉結一(リュ・ジェイ)の最近の同問題に関する陳述が我々は危険な分岐点にいると示す。

4。「現在緊張が高くて我々はきっと段階的下降を見たいかもしれない」と7月に中国が安保理議長を襲ったので劉が国連本部の記者会見で告げた。

5。「緊張が高まるだけならば…その時は早晩、それは制御を外れ結果は災厄的になるかもしれない」と彼が言った。

6。
今年初め、大統領トランプが地域に3隻の空母打撃群を派遣して、トランプの前任者たちが採用した国務長官レックス・ティラーソンの呼ぶ「戦略的忍耐」政策なるものに米国が最早従わないだろうという現実の可能性を発信した。
  
                       
7。脅威は全球的メディアにより沈黙させられたように思えるけれども、中国とロシアはそれを非常に深刻に取っているようで、北朝鮮とのそれぞれの国境沿いに数万人の部隊や装備を両国が派遣したと報じられる。

8。全ての信号が示すのは、軍事行動がまさに起こらんとしていることだ。そして大半のアメリカ人が北朝鮮がもう一つのイラクになると考えるかもしれない。そこでは戦闘が数日の問題で勝ち取り得たが、事実は北朝鮮には大規模な軍隊があり、今や昨日確認された通り、長距離標的を攻撃できるICBMがある。

9。今は最悪に備える日本人を真似る良い時かもしれない。戦争が切迫していると世界が悟る瞬間、商品棚やATM機械が完璧に空になりそうな銀行や惣菜店への駆けつけがあるだろう。福島原子力災害に続いて、政府推薦の放射能防止錠剤の価格がロケットのように飛翔して単位あたり15ドルが200ドルになった。半島の緊張が燃え上がるに連れてガス・マスクやNBCボディースーツのような装備準備のため来る数週間か数ヶ月の内に類似の結果を見ると我々は見込む。

10。戦争が来つつある。大統領トランプはこれを非常に明確にしたが、北朝鮮はこの警告を鑑みないようだ。ひと度ミサイルが飛び始めれば全ての賭けが吹っ飛ぶだろう。世界の主要超大国3カ国全部があれこれの面で巻き込まれるだろう故に、事態が制御を外れて旋回しかねないことが可能性としてだけでなく、極めてありそうなのだ。(止め)
***
 米陸軍情報で(シミュレーションの結果、反撃能力を同時に奪うことができないためか)同盟国への被害甚大につき米軍は北朝鮮に攻撃を仕掛けないというのがあった。THAADの韓国配備がふわふわ状態のままで、一方(私の意見では)愚かなことに安倍首相が日本への配備を断った。中露が北朝鮮戦争を恐れる今こそTHAAD/中距離ミサイル整備の絶好のチャンスなのにだ。お花畑の住民の反対を恐れてはいけない。お花畑にもミサイルは飛んで行くのだから。
ラベル:中国 北朝鮮 米国
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2017年07月05日

【米・中】中国主席習へのトランプの凍てつく架電 4 July 2017 


 北朝鮮問題であわよくば中国に責任を押し付ける米トランプの策略だったが、案の定、大した努力はしなかった習近平。まあ、タヌキとムジナの化かし合い、木の葉だけが舞い散った。その結果が表記だろう。つまみ食いしておく。
《摘要》
1。日曜日夜(米時間)の米大統領トランプから中国の相方習近平への電話が、4月フロリダはマーララーゴでのサミット以来の関係の顕著な劣化を確認した。トランプは再び北朝鮮に強制的な核及びミサイル・プログラム放棄をさせようと中国に圧力をかけたが、殆ど見るものなく終わった。

2。上級の政権高官を引用して、昨日ニューヨーク・タイムズは、中国が北朝鮮に服従を強いるのに失敗すれば、米国は独自に行動する覚悟だとトランプが習に警告していたと報じた。

3。トランプは日曜日早く日本首相安倍晋三に電話して中国への圧力を熾烈化した。両指導者は「北朝鮮からの増大する脅威」を語り、「体制への圧力増大」への支持を宣言し米日軍事同盟を再確認した。安部は平壌が措いた主張される脅威を利用して日本の再軍事化を加速させてきた。そしてそれは北朝鮮だけでなく中国をも目的とするものだ。

4。中国国有メディアがトランプとの習の電話中緊張が明白だったと指摘した。中国主席は4月の会談以来関係が「マイナス要因」によって影響されてきたとの懸念を繰り返し表明して来た。そしてトランプに「マーララーゴで我々の到達した合意事項」順守を要請した。

5。同記事はこれら要因の詳細を語らなかったけれども、習が明白に強調したのは、中国が米国政府のひとつの中国政策の再確認に大いなる重要性を」寄せ米国が「ひとつの中国政策を守って台湾問題を適切に処理」するだろうことを希望することだ。ほぼ40年間、米国は北京を台湾を含む全中国の唯一正統な政府だと認めてきた。

6。トランプ政権は意図的に中国との関係を炎上させた、先週台湾への大型14億ドルの武器売却に青信号を出した時だ。従来の米政権は恐らく中国からの攻撃に対し守るために台湾に武器を売ってきた。しかしながら、最新の武器取引は特に北京の神経を逆なでした、昨年12月トランプがひとつの中国政策を疑問に付したからだ。彼は4月の習会談前に脅迫を引き下ろしたが、米中関係の基本であり続けてきた政策への彼の関与について中国では疑問が残っている。

7。台湾への武器取引同様に、習の「マイナス要因」は明確にトランプ政権による経済及び軍事の他の最近の挑発的動きに言及する。
・先週、米財務長官スチーヴン・ムニューチンが2つの中国団体ー丹東銀行と大連グローバル・ユニティ・シッピングー及び2人の中国人経営者に主張される北朝鮮との違法取引の廉での制裁を発表した。米国市民と事業とがそれら企業及び個人との商売を禁止されるだろう。
・日曜日、米海軍が6週間経たないうちに南シナ海に於ける中国の主権に挑戦する2回目の所謂航行の自由作戦を行った。誘導ミサイル駆逐艦USS ステセム(Stethem)がパラセル列島内トリトン島周辺の中国により主張される領海12浬内に侵入した。中国外交部は米国の侵入を「深刻な政治的及び軍事的挑発」と決めつけ、中国の戦艦及び戦闘機が米駆逐艦を追い払うべく派遣されると報告した。
・中国や他の主要な貿易相手との「もっと均衡のとれた貿易関係」を持つというトランプの表明された決意が外国製鉄鋼米制裁という威嚇で具体的形を取った。商務省が鉄鋼輸入は「国家安全保障」にとって脅威を構成するかどうかー罰則を科す殆ど使われない法律の下トランプが利用できる口実ーの捜査を実施した。威嚇が特に北京を怒らせている、中国への米牛肉輸入禁止の廃止を完了したばかりだからだ。

8。トランプ政権は全面的に中国ともっと対決する姿勢を急速に採りつつある。現在、トランプは平壌に対しもっと厳しい手段を取るよう北京に圧力をかける梃子として脅威を使っているように見える。中国政府は、しかしながら、体制崩壊を引き起こし米国とその盟友が悪用する開放を提供しかねない北朝鮮への一層の制裁を科すことに気後れしている。

9。トランプと習とは今週後半ドイツでのG20サミットの付属で会うことを電話で強く再確認した。しかしながら、北朝鮮を巡るどんな合意もありそうになく見える、中国高官らが米国に繰り返し緊張を緩和し対立を解く対話の道均しをする行動をもっとやるよう要請して来たからだ。トランプ政権は「正しい環境」の下以外北朝鮮との交渉がないと言明して来たー換言すれば、唯一平壌が米国の要求に屈すればだ。(止め)
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2017年07月02日

旧聞)【鮮】ジム・ロジャーズの北朝鮮内部崩壊説 東条雅彦 2017年4月25日


 東条雅彦のまとめから、表記に係る部分をつまみ食いする。
《摘要》
1。ロジャーズは2017年3月5日、『The Korean Times』のインタビューで、北朝鮮は内部崩壊して、南北統一が近づいていると答えた。

2。同インタビューでロジャーズはこう語った。
・金正恩の後継者がいなければ、内部から倒れるかもしれない。ソビエト連邦は内部から崩壊した。東ドイツも内部から崩壊した。人々が外界に晒されたからだ。
・現在、北朝鮮は外界に晒されている。2017年、北朝鮮の人々は中国では物事がはるかに良くなっていることを知っている。彼らは韓国人が貧乏で飢えていると思っていたが、今はよく知っている。10年前、彼らは知らなかった。人々の期待が高まると、革命が起こる。

3。東条の補足
・貿易相手国としては中国がトップを占め、貿易額全体の9割を占めている。北朝鮮の人々は、豊かになっていく中国を目の当たりにしてきた。
・ニューズウィーク日本版2016年3月17日の記事によると、北朝鮮では携帯電話がすでに370万台以上普及している。人口がおおよそ2500万人で世帯数は約600万なので、単純計算で2世帯に1台以上の普及率。
・「光明(クァンミョン)」と呼ばれるイントラネットが整備され、回線速度は100Mbpsで、中国のチャイナテレコムと平壌電話局が共同で運営している。
・情報が北朝鮮国民の間で一気に拡散される土壌は、すでにできあがっている。
・「北朝鮮以外の大半の国々は、民主主義と自由な経済活動の下で、年々生活が豊かになっていっている」という情報が、北朝鮮国民の間で拡散されてしまえば、それは体制崩壊に繋がる。(止め)
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2017年07月01日

シリア・テロリスト:化学兵器使用でシリア攻撃の口実作り  Sputnik 日本 2017年06月30日


 表記はリアノーボスチ通信が外交筋の情報として報じたもの。今年5月のイドリブ県の事件と同様にノヴァジャセム・アンヘリ近郊で画策されている。
《摘要》
1。米国の軍事指導部および国務省はアサド政権がシリアで化学兵器を使用した場合、「彼(アサド大統領)にとってカタストロフィーとなる措置」を講じると明言したことから、テロリストらにとってはこの声明が煽動を用意する上での最大のモチベーションとなった
消息筋は「テロリストらの企みでは近々有毒物質を詰めた弾薬数発をダラアの一地区が爆破する。煽動はイドリブ県(セラカブ、エリハ)で2017年5月初めに起きた状況に似せて行われる」と語っている。

2。シリアのアサド大統領は、同国北部のイドリブでシリア政府が化学兵器を使用した攻撃を行ったとする非難について、「100%でっちあげた。シリア軍は化学兵器を保有していない」と述べた。(止め)

***
 化学兵器で無残に死んだ子供らの写真を見て、アサドの仕業と決めつけ、憤激してトランプが爆撃を命じたとされる5月の事件。潮匡人は(戦争が)感情で動く事例に取り上げたが、国際的に自己不利となる行為をアサドがする動機に乏しい。数年前同様の事件が起きた時にロシアの責任で生物兵器・化学兵器を全量廃棄しアメリカもそれを確認した。現地ジャーナリストのビデオ報道で映されたグラウンドゼロ地点に被害者の姿がなかった。子供の映像は事後的に取ってつけた印象が強い。超大国アメリカの大統領が感情に動かされたとするのは、トランプが大馬鹿(その可能性ゼロとはしないが)というに等しい。寧ろ、落ち込んだ人気、実績なしへの人気取り対策、中国への恫喝のネタにアフガニスタン爆撃と合わせ、実力行使して見せたのでないか。これは勘定(計算)からで感情からではない。

ラベル:化学兵器 シリア
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米の「ディープ・ステート」 宮家 邦彦 2017.06.27


 本ブログで幾つか採り上げた「ディープ・ステート」について、漸く目に入ったのが表記。まあ、ないよりマシの小論だが、認識にのったことを評価して、つまみ食いしておく。
《摘要》
1。今回は筆者が所属するキヤノングローバル戦略研究所と米シンクタンク「スティムソン・センター」共催によるシンポジウムでパネリストを務めた。

2。筆者の今の関心は日米関係ではなく、国内分裂が進む米国の新政権が欧州・中東・アジアに対し、戦略的で地政学的に意味のある外交政策を適切かつ効果的に立案・実施できるか否かだからだ。

3。キヤノングローバル戦略研究所と米シンクタンク「スティムソン・センター」共催によるシンポジウムでの筆者発言
●ユーラシアは欧州、中東、東アジアの3つから成り、そこにロシア、イラン、中国という現状変更勢力がいる。
●日本の国益は、自由な国際秩序を維持するため、これら3国の各地域での覇権国家化を阻止することだ。
●イランや中国の覇権国化は原油輸入の大半を依存する湾岸地域とのシーレーン維持という日本の国益を害する。
●欧州の独立・繁栄維持は、対露牽制だけでなく、中東地域の安定にも資するため日本の利益となる云々。

4。米国内の混乱は予想以上に深刻だった。...ワシントン郊外の野球場で早朝、共和党議員などを狙って反トランプの民主党支持者の男が銃を乱射、銃撃戦の末、下院院内幹事ら5人が負傷したのだ。

5。驚いたのは保守系のFOXニュースが「ディープ・ステートの報復、トランプ政権崩壊を望む」といった扇情的見出しの報道番組を終日繰り返し流していたことだ。 ディープ・ステートとは「闇の国家」などと訳され、政府内の一部機関や組織が時の政治指導者の文民統制に従わず、勝手な行動をとる状況を指す。

6。FOXテレビの有名なニュース・ホストによれば、「先月トランプ大統領に解任された前FBI長官も、司法省の副長官や特別検察官も、全ては『ディープ・ステート』の一員であり、選挙で選ばれたトランプ氏に対するクーデターをたくらんでいる」のだそうだ。(止め)
***
 中国の権力闘争を語るのは常識だが、日本だけでなく世界にとっても大影響力を持つ米国の(影の)権力闘争を語らぬのはおかしい。人事さえ固まり切らないまま日々重大な決断を迫られるアメリカ合衆国大統領を覆すかもしれない動きを押さえずして、政策決定のキーマンを探しても空しい。
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めも)ロボット: 需要旺盛な米国、勢いづく中国 CIGS 栗原 潤 2017.06.29


 キャノン・グローバル研究所の栗原が「サービスロボット開発技術展」(@大阪)で見聞・意見交換した表記。産業用ロボットでは世界的に揺ぎ無い地位を築いている日本だが、サービス分野では大いに見劣りする。「少子高齢化に関し世界の最前線に位置する日本が、豊かで安定した経済社会を維持・発展させるためにロボット技術を十二分に活用すること」が不可欠なのに、米国は固より「膨大な資金力と圧倒的な人的資源を背景にした中国の大胆な国家的技術開発プロジェクト」と比べてどうか。「日本は技術ばかりに注目しすぎている」(『ロボット革命−なぜグーグルとアマゾンが投資するのか』の著者本田幸夫)。

 文中紹介されている「米国食品医薬品局(FDA)が初めて認可した歩行支援ロボットはイスラエルのベンチャー企業リウォーク・ロボティクスの製品」で、「歩行困難となった傷痍軍人のため、米国退役軍人省(VA)が導入を最近積極的に行っている」と言う。そして「米国は、科学技術分野の一般政府予算に加え、ロボット兵器に注力する国防総省(DоD)、原子力事故関連のロボットに関心のあるエネルギー省(DOE)、更にはVAが拠出する巨額の開発資金を持っている」し、中国はそもそも国がかりの取り組みだ。さて日本はどうするのか。

 ロボットやAIが産業として発展して行くのは、最早自然の流れだろう。それが人間労働と置き換わるのも、分野によっては、避け得まい。そして誰もがコンピュータのプログラミング能力を持つことはないだろうから、不適合な人々も出るだろう。人間が何をやるのか。ロボットやAI周辺の開発・メンテ要員は当然として、AIは日々学習させねば忽ち時代遅れの遺物になる。その原データはきっと人間が発見し、更新するしかないだろう。一方、思い通りにならぬ人間相手であるからこそ、成立するハイタッチの仕事への需要があるだろう。予め答えの分かる結果だけの実用世界とそうでない世界、無駄だらけの世界。人間の根源的欲望や感情を満たすのは前者ではないだろう。

 サービス分野の実用世界からロボット化が進もうが、確かにあるのに捕まえようがない非実用世界こそ人間の活躍する場かもしれない。POSで選ばれた売れ筋商品だけが並ぶ商店のつまらなさ。買い物に求めるのは商品だけではない。アマゾン・ゴーは便利だが、ただそれだけ。一寸の無駄なく合理化された世界など、退屈で欠伸が出るだけだろう。
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2017年06月28日

めも)ソ連の「SS-20中距離弾道弾」東欧配備を撤回させた西ドイツ、その東方配備に無策だった日本


 大ロシアを中心にユーラシア大陸の東西を眺めると、その類似/対称に驚かされる(詳しくは中川八洋『地政学の論理』p303の地図を参照)。その類比をあげればー
A)欧州
 英国(日本)、オランダ・ベルギー(朝鮮半島)、ドイツ(支那)、ノルウエー(台湾)、フィンランド(チベット)、ポーランドほか東欧(満州)、バルト三国(外蒙古)、トルコ(樺太)、ギリシャ(国後・択捉島)

B)東方
 外蒙古(バルト三国)、チベット(フィンランド)、支那(ドイツ)、満州(東欧)、樺太(トルコ)、日本(英国)、朝鮮(オランダ・ベルギー)、台湾(ノルウエー)

 ハートランド・ロシアにとっては東西両翼を伸ばす(膨張して併呑する/傘下に置く)方向性だ。そして最終的には世界島を狙う。リムランドを手に入れランド・パワーにシー・パワーを合体させる。第二次世界大戦後、ルーズベルトの愚昧(ヤルタ協定)のお陰でソ連・スターリンがひとりほくそ笑んだ。それに気付いたチャーチルが鉄のカーテンで膨張を抑え込んだが、アジアでは共産ドミノが快進撃だった。

 さて表記は<かつてソ連が「SS-20中距離弾道弾」を東欧に配備して西ドイツに脅威を与えたとき、西ドイツは米国に核弾頭搭載の「パーシングU・ミサイル」を開発配備して、SS-20の脅威を相殺させるよう要求した。
 欧州配備の無意味を悟ったソ連は、大胆にもそのSS-20を極東に配備する暴挙に出た。中国ばかりでなく日本にとっても大きな脅威となった>(森 清勇)顛末のことだ。

 ソ連/ロシアはICBMよりもリムランドに配備された中距離弾道ミサイル(それでも各地に配備すればロシア全域をカバー)を恐れ、膨張作戦を断念した。ソ連解体時には言われもしないのに東欧から撤退した。そして今、トルコや中東で見るようにハートランド露は翼を広げる時期だ。我が日本の北方領土、クリル諸島にミサイルを配備して北海道をその射程内に入れた。日本が何もしない、だが「北方領土を日本に返還したら、ここに米国がミサイル基地を作るだろう」(プーチン大統領)と見越している。

 これに対抗するにはかつての西ドイツの範に習いたいところだが、今のままの日本ではできない。米国にすがりついてでも対抗ミサイルを配備させるべきなのだ。それは中国に対しても同じことだ。北朝鮮ばかりが脅威ではない、中露もそうなのだ。恰も脅威が存在しないかのような情報隠ぺいと議論の封印💤、お花畑に飛ぶのは蝶々だけでない、ミサイルも飛んでくるのだ。
 
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東南アジア海域警邏 Geopolitical Futures June 23, 2017


 短文だが東南アジアの海上警備につき採り上げる(表記)。
《骨子》
1。東南アジア諸国間の協力は決して容易くやって来たことがないが、地域におけるイスラム武装勢力の跳ね上がりがマレーシア、インドネシア及びフィリピンを力づけてもう一度試みさせる。

2。最近、三ヶ国がスル海及びセレベス海ー海賊、武闘派及び密輸の中枢になった広大な広さーで三者警邏を打ち出した。イスラム国と連携した聖戦グループ、アブサヤフがスル諸島で一連の誘拐を行った2016年以来、彼らは警邏の可能性を議論してきた。警邏を妨げたかもしれないどんな相違点があろうとも、しかしながら、ミンダナオの囲い込まれたフィリピンの地域の地方首都マラウイ市掌握の最中は脇に置かれた。
 
👓海域地図はこちら

3。だが警邏の遅い始まりは東南アジアでの統合がどんなに掴み所なしかを見せつけるだけだ。歴史的に、山と島の連鎖は、厳として分断された少数民族共同体を言うにや及ぶ、不安定性に気を取られすぎ、同化の邪魔をする外国人の介入に余りに懐疑的な内向き国家を生み出し勝ちになった。

4。今日、同地域はインフラで不十分に結ばれているが、領土紛争とその最遠隔地で未対処の反乱とでで引き裂かれている。10のアセアン加盟国がこれら諸問題解決に努めてきたけれども、創立時の加盟国内政への不介入原則を固く保持してきて、代わりに経済及び安全保障アジェンダの共同追求を避ける選択をした。

5。マラッカ海峡警邏は重要な例外だ。2006年シンガポール、マレーシア及びインドネシアにより打ち出され(タイ国が2008年に参加)、共同の空海警邏が世界最重要航路の一つで海賊の脅威を削減してきた。スル海及びセレベス海での三者警邏は、少なくとも公式に、マラッカ海峡で確立された雛形に基づくだろう。

6。勿論、警邏だけで聖戦戦士のフィリピン人或いは隣国人を取り除けないだろう。東南アジアを通じて集団行動を日常的に妨げてきた同じ問題が、全くの実効性切り崩しはしないにしても、プログラムの範囲を限定するだろう。だが発議がまさに積み重なって地域統合への一歩になる、仮令米国や東南アジアのその同盟国の不可欠性ーアジア太平洋に於ける米戦略の中に直接入って演じることーを証明するにしてもだ。(止め)
posted by 三間堀 at 10:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

【泰】歴史的非物質主義 prachatai 15/05/2017


 タイ人の生活ぶりを見ていると一方で日々の僧侶へのタンブン(食事供養ほか)があるものの、ゴールド嗜好、物質的富への執着、虚栄の強さが同時に目について、表記が俄かに信じがたい。建前/逆説的表題なのだろう。
《骨子》
1。まるで我らが非選挙の首相が既に民主主義への十分な信を極小なりとも持たないかのように、ニティウィット・チョティパッファイソンが進み出て自身をチュラロンコン大学学生評議会議長に選出させた。

2。チュラ、エリート主義、画一性及び100年のピンク色の特権の要塞。制服への陳情に署名する制服を学生が着る場所、新卒者がヒトラー壁画の前でナチ喝采をする場所(勿論、笑のためだけ)。すべての場所の中でチュラが自由思想、反権威主義、反軍人の因襲打破を唱える人だ。

3。チャクリ王朝第五番目の国王に因んで命名され、その命日は各10月23日公休として祝賀される。チュラロンコン大学はその日を今では銘板のない王立広場に学生を駆り出し国王像の前に伏させてその日を記念する(「伏す」とは素敵な言葉だ、勿論。「叩頭」といったものの代替。「腹這う」或いは「不必要な清掃費を負担する」はこの文脈に不適切だ)。

4。生憎、ピカ一合理主義者のニティウィットが指摘するように、その同じ国王チュラロンコンが1873年腹這いを廃止した、明らかにタイ社会のより大いなる平等を促すためだ。そして誰一人この命令を反転させる公式表明を発見することができずに来た。尤も首相プラユットから降って殆ど誰もが故国王の言葉を軽率に無視するのだが。

5。将軍プラユットはニティウィットが腹這いのようなタイ社会の「良い伝統」を破壊する意図のようなので立腹だ。これらは国民の「魅力」だと彼は言う。ニティウィットの振る舞いは「不名誉」であり、国の「良い歴史」を保存するような為すべきことの反対物だ。(タイ史の中で非常によく詠われる、タイ「人種」がモンゴリアのアルタイ山脈に淵源を持つ[教育省により数十年前に放棄された愛国的欺瞞]と依然信じる男からの此れ、その男はさもなければ愛国的欺瞞に極めて偏愛するようだ)。

6。だが一度だけ首相より単純な精神たることを許してほしい、それにしても「良い歴史」とは?歴史は単に歴史でないのか。

7。我が学校歴史教科書はブリテンが世界に対して成した素晴らしいことで満載だった。仮如あのう仮如、ああそうだ、1066年のヘイスチングスの戦い以来侵略されていないこと、そしてそれだけだ。それから、あのう、英語の発明とシェイクスピア、それにその文学の中身全部、うんで(小)帝国、失礼、(大)帝国を持ってフランス人を打ち負かした。繰り返し繰り返し。それにドイツ人もだ。

8。それが英国史だ。だが同じく収容所キャンプを発明(ボーア戦争1900−02年)し、村々に有毒ガスを投下し(チャーチルの命、1919年北部ロシア、ボルシェヴィキに対する戦争で)そして(マウマウ反乱、1950年代)の囚人拘束用ペンチの使用だ。

9。明瞭に首相は国の教育システムに真贋合わせ併しいつも「魅力的な」サクランボ摘みの伝統の歴史を教えるよう期待する。こうして、タイ人が国を誇りにできる。歴史の大部分を知らないままその伝統を熟知する。そして彼らはニティウィットのように不名誉にならないだろう、彼は国王ラーマ五世の現実に言ったことを知るほど十分ひねくれているのだ。

10。チュラロンコン王の乗馬彫像は、絶対君主制の終わりを記念した飾り板が見えなくなるところから一歩離れている。飾り板は首相プラユットが「良い」とは考えない伝統を代表する、一方それが見えないことは、治安勢力の「態度調整」注意を惹きつける恐れから、興味を持つべきでない何かだ。
【全文はこちらで】
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2017年06月18日

【泰】寺に会計公開を強制 Reuters 


 寺を隠れ蓑にした不正、僧の不行跡が社会面を賑わせば、当然信徒は眉をひそめ敬遠するようになる。ラック・タイ(タイ国の基礎)の一つ、仏教界をどうするかは重要問題だ。表記をつまみ食いしておく。
《摘要》
1。仏教寺は毎年の寄付で数十億ドルを獲得しスキャンダルに襲われてきた、その範囲は殺人、性行為、麻薬から不適切な金融取引までだ。また、2014年のクーデター以来、タイの生活の他の面で権威を握っているため、軍政の統制をほとんど逃れてきた。

2。ポンポン・パムサネー、今年政府の全国仏教庁を率いるよう任命された元警察官は腐敗撲滅に改革が不可欠だと言った。

3。仏教へのより大きな統制を齎す努力が3月以来熾烈化してきた。影響力あるタンマカヤ寺がマネーロンダリング容疑で元住職を探す警察にyろう3週間の接収に抵抗した時からだ。彼は依然逃亡中だ。

4。寺は2014年調査によれば寄進で年間推定35億ドルを獲得する。政府がさらに寺と30万人超の僧侶支援に1.37億ドル相当を提供する。

5。ポンポン曰く、来週軍政任命議会に施策を提案し、寺院がその資産と財政記録を報告する法律を作り同時に精査のため公開入手できるようにする。

6。しかし[サンガ最高]評議会の長老僧侶の一人、パ・ポム・モリは腐敗なら事件ごとに対処されるべきで寺院財政は秘密のままだと言う。

7。ポンポン曰く、タイ国内40,785寺の約80%が記録目的で年次財政報告を提出するが、当局はその精査を許されていない。

8。タイ国最大のタンマカヤ寺はそうしない内だ、と彼は言う。

9。それはサンガ評議会により選ばれる僧侶に委員会29議席のうちたった3議席しか与えないかもしれない。委員会の義務の中に不行跡僧侶を報告する法的権限を持つ「僧侶警察」の任命があるかもしれない。(止め)
***
 かつて大乗仏教の腐敗を見て上座仏教を採用したタイ国だが、開国時モンクット親王(ラーマ4世)の努力で仏教改革を行い自らタマユット派を起こしたが、僧侶といえど人間の集団、やがてあるまじき行為をする僧形の者が現れざるを得ない。本来、サンガの戒律がそれを治めるべきだが、機能しなくなる。曰く大勢は真面目、逸脱はごく一部。勿論、優婆塞優婆夷は眉を潜め敬遠するしかない。

 本来、[大乗]仏教ではそうした不行跡僧侶の僧衣が炎上する、筈だが、僧衣剥奪を含め世俗権力がある程度介入せざるを得ない。仏教界は当局介入を非難するより自律不能を恥ずべきだろう。
posted by 三間堀 at 17:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする