2017年07月16日

【米】CFR(外交問題評議会)が押す対中軍事衝突 EIRNS July 14, 2017


 勝てる見込みのある弱国としか戦争しない米中だけに両国が戦火を交える可能性は低いと思っているのだが、戦略的に米国が中国を服従させたいのは本心だけに、何かの切っ掛けに中国の某弱無人ぶりに堪忍袋の獅切らぬとは限らない。そこへ表記だ。歴代米政権の外交政策に大きな影響力を振るってきたCFRの提言だけに気になる(尤もトランプ政権への影響力が如何程かは分からない。ヘリテージ財団を除いてシンクタンクとの縁が薄いからだ)。
《骨子》
1。CFRのジャーナル、Foreign Affairsの7月/8月号が「路線是正ー中国の海上前進の停め方」と題する記事を発表した。著者はエリー・ラトナー、CFRの中国担当、元副大統領バイデンのアジア担当安全保障補佐官及びネオコン・センターのNew American Securityとランド・コープ双方のアジア担当だ。

2。中国が、「地域に於ける米国の影響力に荒廃的な一打をかまし、アジア中の勢力均衡を中国有利に傾けるかもしれない」南シナ海の制御を掌握する地位にある、「中国の前進を停める時間がなくなりつつある」とラトナーが暴言する。

3。南シナ海に於ける岩礁や島々の他の主張者が中国の攻撃を止める(反対が正論だ)よう米軍の助力を懇願し、寧ろより多くの軍事プレゼンスを要求している振りをして、ヴェトナム、マレーシア及びフィリピンへ軍備と支援を広大に増強した。対中戦争準備のためだ。米国は主権問題[オバマは本質的にどんな場合でも無視した]に関して「中立性を放棄」し、「地域内諸国がその主張を防衛するのを助力」しなければならない。「ワシントンは自国がアジアの容易くない停滞を生きることができるーだが中国覇権の下でないーと明確にすべきだ」。

4。またラトナーは、中国が「もっと多くの土地を干拓し…そして海とその上空への外国軍のアクセスを否定する能力を開発する」準備中と断言する。「ある範囲の先進的軍備ー戦闘機、対艦巡航ミサイル、長距離防空それにもっとを派遣することによってだ」。

5。これは勿論、診断上正気でない。中国が南シナ海ーそれが航行の自由をー米国を遥かに超えてー要求する貿易に依存するからだ。ラトナーは、中国によるこれらの動きが「アジアで軍事力や政治的影響力を投影する米国の能力を制限するかもしれない」と警告することで、すべてを曝け出す。(即ち)アメリカの帝国主義的支配というオバマ/ネオコン信条だ。

6。付言して。
「アジアに於いて今日の米国にとって最大の脅威は中国の覇権で、大国戦争ではない。米国の地域指導力が爆発音と共にでなく、しくしく泣きで退出するのが遥かにずっとありそうだ…中国のインセンティブを変えるために、米国は明確な警告を発するべきだ。つまり中国が人工島を建設し続け或いは既に築き上げた長距離ミサイルや戦闘機といった強力な軍事資産を駐留させれば、米国が南シナ海向け政策を基本的に変えるだろう。その中立的な立場を脱皮し、ワシントンが自生の呼びかけを止め、代わりに中国の強制に対する地域諸国の自己防衛を手助けする努力を増すだろう」。(止め)
***
 米国がロシア敵視を止め(中露分断の一助)、中国を標的に海上で局地戦を挑む(但し核爆弾は使わない)。エゴイズムの強い国柄、不利な戦いからは兵士が逃げる。意外に士気が脆く、ちょっとした敗北でも崩れる恐れがある。既に何回も書いた通り中国海軍は「張り子の虎」だ。「遼寧」空母群など赤子の手をひねるようなものだろう。潜水艦も容易に追尾可能、つまり撃沈しやすい。海軍だけの戦いなら、中国はコテンパンにやられるだろう。ロシア太平洋艦隊を登場させてならないのは当然だ。

 問題は中国のミサイル攻撃対策だ。但しこれも(配備が地域集中しているから)同時攻撃で破壊可能かもしれない。なお、日本はミサイル攻撃の被害を覚悟する必要が有る。そして日本は被害を受ければ国民が一丸になって中国打つべしと世論の大きなうねりができるかもしれない(中国への負のエネルギーがかなり溜まっていると推測)。
posted by 三間堀 at 13:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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