2017年07月08日

旧聞)【泰】15年間の軍事予算増嵩 13/06/2017


 軍事Xーがある毎にお手盛りし、Xー後文民政権には暗黙の圧力をかけて、軍事費を嵩上げしてきた軍部。「増大する赤字に拘らず、タイ国の軍政任命議会が2018年の国防省に余分の88億バーツを配分する政府予算案に賛成する投票を全員一致で行った」と説き始める表記。Xーが誰のためか、これで分からぬ人はあるまい。
グラフ)15年間の軍事予算増
《骨子》
1。2017年6月8日、将軍プラユット・チャンオチャ、同国軍政の頭目が2時間半を献じて国家立法会議 (NLA) に2018年度用2.99兆バーツの政府予算案の詳細を明らかにした。

2。2,200億バーツが国防省に分配され、昨年より88億バーツ即ち4%ちょっとの増加だ。これは、2014年クー以来ずっと、国防省予算が年毎に拡張してきた傾向を続ける。同省は2015年に1,930億バーツを配分され、2016年は2,080億バーツだ。

3。タイ国の国防予算が増加するけれども、他の国家プログラムは削減に直面する。2018年度予算が2017年よりも230億バーツ減少し、赤字が450億バーツだ。これより前に、2月財務省準備金が2014年クー以来80%減耗していたことが露呈した。財務省の貸借対照表は当時2014年にあったものの1/6、4,950億バーツから750億バーツの準備金に下がった。

4。プラユットと副国防相ウドムディ・シタプッタによれば、国防省の予算増はタイ国軍が他国と競争力を保つために要求されており、時代遅れの武器の取り替えに使われるだろう。過去15年間、国の防衛予算は徐々に増加してきている。(止め)
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 潜水艦3隻を始め、戦車、装甲車、銃器などを中国から購入する。軍備購入にYYが伴うのは世界の常識だ。過大なほどの中国傾斜にはYYがあると睨むのが常識だろう。
posted by 三間堀 at 16:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一帯一路の主要な受益者はアセアン .StraitsTimes JUN 19, 2017,


 「中国主導投資の飛躍が地域に報酬を与えるかもしれないが、同時にそれには挑戦がある」と語る表記・一帯一路は単に経済の話ではない、地政学的意味合いも大きい。整備されるインフラ(道路、鉄道、空港、港湾など)は別の面から見れば、軍隊の移動経路にもなるからだ。中国に飲み込まれぬためには中国の侵略を難渋させる防衛体制が必要だ。尤も本記事はM&A中心の話だが。
《骨子》
1。中国が記録的な水準の投資を一帯一路発議に注ぎ込んでいるーそれは地域内貿易路の大規模開発を呼びかけるーそしてアセアンが主要な受益者として登場しつつある。

2。メイ銀行キム・エンによる報告書は、中国の一帯一路諸国への非金融的直接投資が公式の商務省データに基けば、2014年の125億ドルから昨年は145億ドルに上昇した。

3。中国主席習近平は2013年9月にその大胆な一帯一路ヴィジョンを発表し、爾来同プログラムが彼の看板の外交政策発議となった。5月、彼は既に入手可能な推定9,000億ドルの頂点に同発議への追加的1,240億ドルを誓約した。

4。メイ銀行キム・エンのエコノミスト、チュア・ハク・ビンとリー・ジュ・イェが気づいたのは、アセアンへの中国のM&Aと緑野投資が発議発表後飛躍したことだ。

5。アセアンは2003年から2015年の間中国の緑野投資の最大の受益者で、特にマレーシアとヴェトナムとが受益した、とチュア博士とリー氏が報告書で特筆した。

グラフ)中国のアセアン投資

6。同地域への投資の大半は製造業に集中し、電気、建設や鉱業といった基礎産業が続いた。

7。またアセアンは中国企業にとってM&A取引の主要源泉であり続けてきた。

8。同地域は、2005年から昨年までの間、一帯一路諸国に於けるM&A投資総計の約30%を占めた。そして最大の受け手はシンガポール、マレーシア、インドネシア及びタイ国だ。

9。ITコミュニケーション部門が特に近年はより多くの中国投資を惹きつけている、と同報告書が注記する。

10。シンガポール本社のE商業役者、ラザダのアリババの購入が一例だ。その仕事に入るかもしれない他の取引にはJDドットコムのインドネシア・オンライン市場トコペディアへの投資やインドネシアの乗馬/乗車サービス(ride-hailing service)ゴー・ジェックへのテンセントの投資が含まれる。中国の一帯一路発議と随伴するインフラ投資は成長を強め地域中の生計を改善すると見込まれるが、それにも挑戦があるとチュア博士とリー氏が指摘した。

11。既に相当数の失敗したプロジェクトの記事がある。中国環球投資追跡者(China Global Investment Tracker)によると、中国海外投資の2,500億ドル超が2010年と2015年の間で失敗した。

12。アセアンで失敗したヴェンチャーの顕著な実例には、環境的懸念から生じる大衆的圧力の故に停止したミャンマーのマイトーネ・ダム・プロジェクトと南シナ海に関連する抗議に続くミディア・グループのヴェトナム撤退が含まれる。(止め)
***
 中国主導の鉄道建設協力は途中で挫折するものが多い。当初入札より割高な要求を持ち出すもの、計画が杜撰で着工に及ばないもの、もっと単純に納品した鉄道車両に多量の欠陥が発見されて中国に返品されたものなどだ。安値と勢いだけでは実際上困ることをアセアン諸国が学びつつある。

 エンジンが他製品に比べ性能的に弱いのを知りながら、ディーゼル・電機エンジンの潜水艦3隻、戦車、装甲車などを中国から購入する国もある(何を考えているのか)。
posted by 三間堀 at 13:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする