2017年06月11日

【米】トランプ弾劾陰謀 Patrick J. Buchanan June 8, 2017


 所謂「ロシア・ゲート」はマスコミと民主党とによる酷いでっち上げで、そもそもそんな証拠が実在しないと言われる。保守派の論客Patrick J. Buchananはそれを陰謀と言う(表記)。つまみ食いする。
《摘要》
1。大統領トランプとの結びつきに関してメギーン・ケリーに圧迫されて、憤慨したウラジミール・プーチンが口走った「全然無関係だ。…彼と会ったことがない。…君ら全員そこで意識を失ったのか」。

2。FBI捜査の蝸牛の歩みがトランプの欲求不満を説明する。何がFBIの無気力を説明するか。若しJ・エドガー・フーバーがこの調子で動いたとすれば、ジョン・ディリンジャーは老齢で死んでいたろう。

3。我々は日常的にケーブルTV上で「トランプーロシア」スキャンダルを聞く。だが誰一人共謀罪で訴えられたことがない、そして過去或いは現在の声を上げた各インテリジェンス担当官が元CIA長官マイク・モレリに共鳴した。「当地のロシア人とトランプ選挙戦が共謀した問題に関しては、煙はあるが火は全然ない…小ちゃなキャンプファイアさえない、ちびたロウソクさえない、火花さえない」。

4。プーチンはスターリンでない。ソヴェト師団がエルベ川に位置していない。冷戦は終わった。そして多くの大統領が裏口通路を使ってきた。ウッドロー・ウイルソンはカイザー及び英国人との対話のために大佐エドワード・ハウスを送った。FDRはチャーチルへのメッセージをハリー・ホプキンスを通じて送った。

5。トランプが長官ジェイムズ・コミーにフリンのため幾分の弛みを切ってくれと依頼した件に関しては、人間的条件の中で理解できる。フリンは忠義な側近で友人だったしトランプはそんな男を罷免せねばならぬことについて気腐れを感じねばならなかった。

6。と言うのはトランプが2016年に立ったのは単に共和党の選択肢としてでないからだ。彼は自分の立候補を両党の政治及びメディアの失敗したエリートの拒否、否認として提示した。アメリカ人が2016年に投票したのは単に指導者変更にではなく、支配体制転覆の革命のためだ。

7。その拒否の理屈付けを求めて、この都市があの古い予備番組を捕まえた。我々は負けなかった!広大な陰謀、アメリカに対する「戦争行為」、「我々の民主主義」への攻撃、クレムリンとトランプ支持者の間の犯罪的な共謀の中で選挙が盗まれたんだ。

8。エリートの否定された選挙をひっくり返す企ては米国史の中で尋常でなくはない。49州の地滑り的勝利の後、ニクソンとレーガンの両者が選挙結果転覆の企みに面した。

9。ニクソンをウオーターゲートで、エリートが成功した。レーガンをイラン・コントラで、西側にとって流血少ない勝利で冷戦を終わらせつつあった、あの偉大な大統領を破壊するのに彼らはほとんど成功した。

10。過激派が在職期限法を施行して、ジョンソンから上院許可なく内閣閣僚を除去する権限を奪った。ジョンソンが過激派に抗して彼らの閣内代理人、戦争長官エドゥイン・スタントンを罷免した。

11。「テネシー」ジョンソンが弾劾され、一票による自信を失った。ジョン・F・ケネディーは1956年著作の中でジョンソンを救おうと投票した上院議員を「勇気のプロファイル」と呼んだ。

12。プーチンが正しく「ナンセンス」とラベル貼りするものを基礎に若しトランプが引き摺り下ろされるなら、この都市は憲法に則り選挙された大統領への非暴力的クーを遂行したことになるだろう。そうした行動が我々を、そうした手段が腐敗したエリートの権力保有の維持をする慣習的な方法である、あの第三世界諸国の仲間に陥れるかもしれない。(止め)
posted by 三間堀 at 13:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【鮮】北朝鮮の伝統的武器をより仔細に見る Geopolitical Futures June 2, 2017


 戦争になるかもしれないのに相手側・北朝鮮の兵力について無知のまま論じるのはその反撃能力を知らぬ故に「百戦を危う」くするだろう。陸軍大国北朝鮮の通常武器がどうなっているのか(表記)。
Based on US Fair Use
《骨子》
1。平壌、ワシントンやその他地域の演者が戦争展望に備えるに連れて、北朝鮮の核プログラムや弾道ミサイル能力が不相応な量の関心に達した。それらが重要かもしれないけれども、それらは北朝鮮の伝統的軍隊の成すよりも、戦争がどのように戦われるかに関して、振る舞いがより少ない。

2。平壌の核能力消滅が戦争の最初の目的かもしれず、実際攻撃正当化理由だ。第二目的が韓国を北朝鮮の反撃から防御することかもしれない。誰一人本当に知らぬのは平壌の核プログラムの真実の実態だが、米国資産(装備)或いは同盟国への核攻撃がありそうにない、それが同種の反応を米国に強制し、北朝鮮体制を一掃するからだ。

3。代わりに北朝鮮が反撃に頼るのは伝統的武器の大規模武器庫ー即ち砲兵隊だろう。多くが中立地帯の近くに所在する砲兵中隊(必見→想定配置地図)は京城及び周辺の人口稠密地帯に深刻な損害を与え得る。

4。北朝鮮砲兵中隊の有用性は2つの関連問題に依存する。進行中の弾薬の入手可能性と指導者の効果的な命令発布能力だ。公式には、北朝鮮の軍事司令構造は多くをソヴェト・モデルから借りる。つまり、それは著しく中央集権化されており、最高指導者により直接発せられる命令に重度に依存する。砲兵中隊のチームが命令を受け取れねば、彼らは当然と非効率的になる。

5。だが北朝鮮人は知っている、米国が彼らの軍事構造を学んでいて、それ故にワシントンの初動の一つが連絡回線切断になるだろうと。それら回線を切断すれば、そして平壌が司令の幾つかの様相を現場の者に委任するのに失敗すれば、北朝鮮はほぼ確実に迅速に戦争に負けるだろう。その場合、北朝鮮側がこの可能性を考慮した計画を持つと信じるのは合理的だ。

6。この推論の線が配備された大砲爆薬貯蔵の実在によって裏付けられている。北朝鮮は大きな国家水準の貯蔵施設を持つけれども、それはまた相当数の部隊水準の貯蔵配送所を持つ。これらの多くが堅固にされた大砲の場所、即ちHARTsで、DMZ沿いの複数の地点に位置する。the Nautilus Institute for Security & Sustainability、防衛分析法人による報告書はHARTsを、大砲及び弾薬を保持するのに十分大きな空間を持ち洞窟或いはトンネル内部で重度に強化されたものと記述する。同報告書は注目される日付が入っているーそれは1980年代以来だーがそれが唯一強化する要点はこれだ。既に山塊により保護される軍隊が、自らを塹壕に入れ、通信や補給回線への妨害に打ち克ち、その弾薬保管所を分散させる数十年を経てきたのだ。それら貯蔵所の実在は孤立した拠点が戦い続けると予想されることを示す。(止め)
***
 中川八洋(『地政学の論理』)によれば、<ソ連でのミサイル用核弾頭も爆撃機用の核爆弾も、ICBMとSLBMを除き、軍は発射直前まで触ることすらできず、それらの輸送と保管はすべてKGB第三総局が所轄する。スターリンが、国防軍が自分に反乱したとき、核兵器を使用できないよう、この手順を決めた>という。
 北朝鮮が核兵器についてこのソ連型を踏襲しているなら、同じ管理をしている筈だ。狙うべきはKGB相当の組織・軍事行動になる(勿論、逆にそれを知られていると知る北朝鮮は何らかの手を打つだろう)。

 とまれ山岳地帯の地下深く身を隠した伝統的武器の部隊を空爆だけで処理するのは容易でなさそうだ。
posted by 三間堀 at 07:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする