日本・中国を含む世界中で百貨店、スーパー/ハイパーマーケット、大型小売店などが多数店舗を閉店し、従業員を解雇する動きが続いている。下層向けウオールマートも例外でない。然らば高級ブランド店はと言えば、これまた例外でない(表記)。ネット通販との競合だけが問題なのか。
《骨子》
1。進行中の小売大虐殺が今朝方最新の犠牲者を出した、偶像的な贅沢品小売商ラルフ・ローレンが他の事務所や店舗の連なるニューヨーク市五番街の旗艦店ポロを閉店し、コスト節減計画の一部として仕事を切ると述べた。また同社は火曜日、五番街店の製品をマディソン街と下町立地にあるラルフ・ローレン男物女物旗艦店舗に統合するだろうと言った。
2。報道発表から。
店舗足跡最適化へのラルフ・ローレンの継続する関与の一部として、同社は五番街711の貢献してきたポロ店舗を閉鎖し、その製品をマディソン街と下町立地にあるラルフ・ローレン男物&女物旗艦店舗に統合するだろう。同社は7つの追加的店舗立地とニューヨーク市の旗艦ポロ・バー・レストランを運営し続けるだろう。
3。これらの決定は、組織、原価構造及び不動産財産の合理化継続行動と一緒になって、年間費用節約で凡そ1.4億ドルに結果するだろう。またそれが将来の成長のための投資資金調達に役立つだろう。これら節約は同社の2016年6月7日投資家の日に発表された年間費用節約1.8ー2.2億ドルに加わる、金融目的達成の一部だ。ラルフ・ローレンはこれら新規活動の結果として3.7億ドルのリストラ費用を被ると見込む。
4。また同社はRalph's Coffeeをテコ入れし、忠誠的と新規の顧客に結びつける新店舗形式を開発することを含む、新規小売概念を探索するだろう。
5。また同小売商曰く。e商業の動きがSalesforce.com Incのより安くもっと効率的なCommerce Cloudプラットフォームに動くだろう。ラルフ・ローレンは昨年、車内の全球的e商業プラットフォームを構築中だと言っていた。
6。ラルフ・ローレン曰く。費用で3.7億ドルを被り新施策で約1.4億ドルを節約すると見込む。それらは6月発表の原価削減計画の一部だ。同小売商はどれだけの数の仕事w切るのか特定しなかった。
7。昨年6月、ラルフ・ローレンは、費用低減と売上成長再生のために1000人を切り50店舗を閉鎖するだろうと言った。ロイターズが加える通り、ラルフ・ローレンは他の贅沢ブランド同様アメリカ人がアパレルやアクセッサリーに支出を少なくするにつれ格闘してきており、過去7四半期売上減の結果だ。
8。ラルフ・ローレン空室からの顕著な家賃不足の結果としてどのCMBS貸付金が衝撃を受けるか、或いは空室になればすぐに新規賃借人が後を襲うまで既に署名済みなのかどうかは直接的に明瞭でなかった。(止め)
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e商業との競争は時代の流れだが、それだけなのか。消費者の懐具合の変化がどうなのか。つまり従来の顧客基盤の崩壊が進んでいないか気になるところだ。言うまでもなく、アメリカ経済のエンジンは個人消費だから、実店舗分が単純にネット売上に振り変わるなら、全体への影響は小さい。そうでなく全体が縮小するなら別問題だろう。