「過去数週間、南シナ海にあるスカボロー岩礁を巡り北京マニラ間で鋭い緊張が発生、フィリピンを握る危機の先進的性格を露呈した、ワシントンの対中戦争準備の結果だ」と書き出す表記。中国に擦り寄って見せたドゥテルテ大統領だったが、さて。以下つまみ食い。
《摘要》
1。スカボロー岩礁はフィリピン・ルソン島の西方140マイルに位置する岩と環礁の三角形の鎖だ。2010年オバマ政権の「アジア・ピヴォット」打ち出しが起きて、南シナ海の岩のこの収集物が熾烈な争いの主題となった。2012年上半期の数ヶ月間続いた軍事対立でマニラと北京とが環礁をめぐる射撃戦の瀬戸際になった。
2。ワシントンはスカボローが地政学的赤線で、中国による施設建設の動きは我慢されないだろうと示してきた。2016年に語り、当時の米国防長官アシュトン・カーターはスカボローでの北京による干拓活動が「米国と…地域のその他国によって取られる行動に結果するだろう、そしてそれは緊張を増すだけでなく、中国を孤立させる効果を持つだろう」と威嚇した。
3。スカボローに関する報告は南シナ海にわたりワシントンの実施するより大きな挑発に合致した。2日前の3月15日、ロイターズが南シナ海に於ける主張される所新しい中国の建設に係る記事を公表した。同日、米上院議員マルコ・ルビオとベン・カーディンが南シナ海及び東シナ海制裁法を導入し、「南及び東シナ海プロジェクトの建設を助ける」中国人へのヴィザ禁止を呼びかけた。それは「悪意で制裁を受けた個人及び団体への重大な金融取引を実施或いは便宜供与する」外国金融機関に「制裁」を課すかもしれない。
4。3月19日フィリピン外交部(DFA)が北京は計画された建設の報告書に説明を与えよと要求した。緊張を封じ込め北京との発展的関係を続けるのを求めてドゥテルテは、「中国がこれをやるのを我々は止めさせられない…私にどうしろと言うのだ。どうして欲しいんだ。中国に宣戦布告するのか」と宣言した。
5。南シナ海でのフィリピンの法的主張を促進する際中心的役割を果たしてきたフィリピン最高裁判事アントニオ・カルピオが3月20日紛争に介入した。彼が鋭く大統領に、中国に対しフィリピンを防衛する「憲法上の義務」があると報知した。しかしながらカルピオはフィリピンが弱すぎて中国軍を打ち負かせないと認めた。彼はそれから解決策を提案した。「フィリピン海軍をスカボロー岩礁警邏に派遣せよ。中国人がフィリピン海軍艇を攻撃すれば、南シナ海で作戦中のフィリピン海軍艇への武装攻撃の何であれをもカバーする比米相互防衛条約を呼び出す」。
6。換言すれば、フィリピンの最高裁判所は公然とワシントンの条約上の責務を呼び出すためにマニラは中国との衝突を挑発せよと提案している。
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