CIAのなりすましハック(CIA Vault 7 part 3 "Marble")をウィキリークスが暴露(表記)。以下全文。
《骨子》
1。本日、2017年3月31日、ウィキリークスが金庫7「大理石Marble」ーCIA秘密の法医学防止大理石枠組み用676ソース・コード文書ーを公表する。大理石は法医学捜査官やウイルス防止会社がウイルス、とろ〜じゃんやハッキング攻撃をCIAに帰すのを妨害するのに使われる。
2。大理石がこれをやるのはCIAマルウエアで使われるテキスト断片を視覚的検査から隠す(難読化する)ことでだ。これは、米国製武器を秘密裏にCIAが後援する叛徒へ与える前にその上の英語テキストを覆う特殊化したCIAの道具のデジタル等価物だ。
3。大理石はCIAの法医学方式防止及びCIAのマルウエア・コード中核書庫の一部を形成する。それは「柔軟且つ使用容易な難読化のため設計され」た、「連環難読化アルゴリズム(特に独自なもの)がマルウエアを特定の開発者或いは開発工房に繋げるのに屡々使われるからだ。
4。また大理石ソース・コードにはCIAのテキスト難読化を反転する解読者が含まれる。暴露された難読化技法と結合して、法医学捜査官が過去のハッキング攻撃やウイルスをCIAに帰せるよう補助できるパターンや署名が出現する。大理石はCIAで2016年中使われた。それが2015年に1.0に達した。
5。ソース・コードが示すのは英語だけでなく中国語、ロシア語、ハングル、アラビア語及びペルシャ語でもの試験用実例を持つことだ。これが法医学的帰属の二重ゲームを許すかもしれない、例えばマルウエア創案者の話し言葉が米語でなく、中国語だとの振りをし、それから中国語の使用を隠す企図を見せて、法医学捜査官をなお一層強く間違った結論に引き込む…だが偽の間違ったメッセージを隠すといった他の可能性もある。
6。大理石枠組みは難読化だけに使われ、どんな脆弱性或いは悪用も含まない。(止め)
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これはCIAのなりすましハック用道具の存在を暴露したもの。6記載のように悪用の実例そのものは含まないが、中国語、ロシア語、ハングル、アラビア語及びペルシャ語と誤認させることで、様々な政治目的用の証拠を捏造できる。つまり、偽情報による判断操作が可能になることだ。