2016年01月31日

【日】日銀ーケインジアンの大詰めに鐘が鳴る その1 Pater Tenebrarum 2016-01-30


 役立たずどころか、出口戦略なしでやがて自身が問題になりそうな日銀。今回は確かにサプライズであったらしく市場は右往左往したが、既に多くの国が実施して効果なしと判った「マイナス金利」を持ち出してもなあ。とは言うもののダメさ加減を理屈で確認しておこう(表記)。
《骨子》
役立たずをもっとやろう
1。それがケインズ主義の呪文だ。ケインジアンとマネタリストにより推薦される政策、即ち赤字財政と紙幣印刷が日常茶飯的に望まれた結果を齎さないという事実は、単純に役立たないことの証拠と見られない。まだ十分な歳出と印刷とがなかった証拠と見なされる。

2。日銀でこの呪文は我々が思い出し得る限りゴスペルであり続けてきた。日本はいつも中央計画への特に強い傾向を展示してきた。我々は今でも思い出す、1980年代末西側観察子が強力な通産省と日銀に管理された日本式国家資本主義が結局優れた経済システムでないかどうか訝り始めていたことを。それからこれが起きた。
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3。1989年から2003年までの日経指数だ。永遠に上昇する株価と合体した日本の見かけ上決して終わらないブーム、東京の強力な官僚に注意深く管理されたもの、が突然手に負えない破裂をした。

4。富のこの突然の変化は多分経済の中央計画が結局そんなに良い考えでないというヒントとして受け止められるべきだった。だがそれは日本の有力者の(そしてその問題に対しては他の何人の)結論でなかった。代わりに必要なものはより良い計画者或いは少なくともより良い計画だと決定された。

5。何十年も、日本の政策立案者は著名な西側エコノミストによる有意義な助言に殺到されてきた。ベン・バーナンキでさえ彼らに単にもっと多く印刷せよと諭したのが有名だ。バーナンキによれば、金利をゼロに保ち何回かQEを実施することが「政策麻痺」の徴だったー結局、これら努力は明らかに単に十分大きくも大胆でもなかった。

大きく行き再び失敗
6。安倍晋三再選と黒田東彦の日銀総裁任用の後、日銀はいつもやってきたことを単純に続けると決定したー20年超の全くの失敗にも拘らず。しかしながら、この世界についてのバーナンキやクルーグマンの忠告に反して、大きさの順でその干渉規模を増大した。

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7。日銀保有資産。黒田がこの「ステロイドに関するQE」プログラムを2012年に始めて以来、中央銀行の貸借対照表は放物線様式で成長してきた。

8。要するに、過去4年に亘って、日銀は日本経済再生と年率2%のインフレ率創出という宣言した目標を以て、全ての残った要人を風に向かって投げ捨ててきた。しかしながら今やそれが正にまだ十分でないようだ。

9。これの側面として。誰一人知らず或いは通過の購買力を正確に年率2%ずつ低めることが何を達成すると想定されるのかに意味ある説明を出来ない。それが望ましい目標だという考えを可能性として支持できるかもしれない理論的或いは経験的な証拠が孰れも実在しない。これも正にもう一つのケインジアン的呪文だ。中央銀行家は基本的に2%数字を帽子の中から取り出して来た。

10。日銀は確かに円の外部価値を切り下げ、それに従い日本の市民を貧しくさせることに成功してきた。またそれが日本株を購入した人々に短期的な棚から牡丹餅を生み出してきた。どのようにその「成功」が他の面で自信を宣言してきたか粗い考えを与えよう。此処に状況を照明する幾つかの図表がある。最初のものが示すのは日本の機械受注の四半期ごと年率化した成長率だ(先週発表されたばかりの最も最新数字であることに注意)。
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11。日銀が工作した「回復」の最最新データの要点。機械受注が14.4%沈没した。

12。そして此処に製造業ー輸出武勇の所為で黒田の円破壊の特に最大の受益者と考えられる部門ー生産高の月次成長率がある。
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13。日本の製造業生産高ー12月データは未だ公表されていないが、先の四半期の機械受注に照らして、産出高成長は恐らくマイナス領域に戻るだろう。

14。2012年以来の円為替率の膨大な減衰に照らして、人なら正常に消費者物価インフレ率を2%に持ち上げる奇妙な目標達成に少なくとも日銀が成功したと期待するかもしれない。そうさな、やったー正確に1ヶ月間。しかしながら、それは主として消費税引き上げの所為で、だから現実には日銀寄与でないとできる。日本の消費者はこれまで非常に幸運であり続けてきたー彼らの財布への計画的な攻撃が完璧な不良品だとも判明した。
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15。日本の消費者物価インフレ率、前月比。これまで骰子なしだ。(止め)
【その2へ続く】
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2016年01月30日

【利】リビア:「エネルギー・パイプライン政治」の犠牲者 23 JANUARY 2016


 カダフィ打倒後に出現した状態は国内の分断・対立・内乱だった。剥き出しの欲望・暴力が噴出して惨状を呈している。体制転換論の暴虐ぶりを見せ付けただけの失敗例だ。しかし、国内融和の動きが出始めたと言う、理由は他でもないISの侵入脅威だ。現状を表記で見ておこう。
《骨子》
1。所謂全球的な「反テロ」前線が「自由世界」の指導者たちがイスラム国(IS)によるテロリスト脅威を終わらせる計画をするにつれてその触覚を延長しているようだ。代理グループへ資金供与する彼らの「賢明な」政策のおかげで、ISはリビアで石油豊富な大量の領域を捕獲するのに「極めて成功」してきていると報じられる。

2。そうしたグループは、リビアであれ中東であれ、自分の実在及び資金と戦闘との強さを挑戦されない覇権でなくとも圧倒的な体制樹立を目指す「ある大国」に、全球的政治経済の上で負っている。斯くして「石油戦争」と「エネルギー・パイプライン政治」ーこの圧倒的体制の鍵たる柱ーのサーガだ。

3。石油が今日闘われている多くの戦争の原因にして彼らに資金付けする最重要源泉であり続けている。多分、「影の資金」を通じてこれら戦争の資金調達をする「偉大な大国」の財政能力の速い減少のほの見えだ。それは、ISのようなテロリスト・グループが便利に石油を抽出し、また市場で売却できるならば、彼らはその師匠から特別に秘密の財政援助を必要としない。

現在の石油価格下落の背後にあるもの
4。このところの問題はしかしながら、石油価格が通時的な低さにあるなら、ISもまた違法な石油取引からの収入減を感じるはずだと人が考えるかもしれない。

5。それはISが本当にその作戦の資金調達を唯一石油取引を通じているかだ。他方人は、現在の石油価格下落が強力な国際的実在により発動された巧妙なせんりゃくであるか、空襲の代わりに「経済戦争」という手段でISにその所得の主源泉を枯渇させそれによりISを消滅させることでか、問うことが出来るかもしれない。

6。だがISは国際的な武器産業(それに自動車産業《トヨタ》、そう思える)にとって儲かるビジネスでもある事実を前提に、人は特にISが西側団体例えばCIAの創造物といった執拗な主張が本当かどうか、ISの間引きに関する想定に用心しなければならない。

7。本サイトのコメント。
 メディア報道(それに一部の公式声明)が信じられるものなら、ISは既にリビアの沿岸線240km超の制御を確立した。同地域のIS民兵数は5,000を超え、その内にリビア人を除き、様々なアラブ、アフリカ及びヨーロッパ諸国の元市民がいる。

リビアーISにとっての再結集場所か
8。斯くして2015年12月1日の国連監視団による警告、リビアがISの重要要塞に転じつつあるー間接的にではあるが、その暗示は、ロシア側からの山なす爆撃とシリアでのシリア陸軍による妥当に成功した地上作戦に直面した後ISがリビアに自身を再結集し再グループ化する格好の隠れ場所を見つけたというものだ。

9。シリアに於けるISの石油タンカーをロシアが特定標的とすることは確かにグループの財政的強さに損害を与え、リビアで石油資源を獲得すべく攻撃熾烈化を促した。この目標はリビア海港、交差点、AJDABIYAの南のリビアの石油ターミナルのより良い部分を確保することで達成される筈だ。

10。1月イスラム主義者のES SIDER港攻撃が治安面で信頼される防衛部隊と長引く火砲戦に繋がったことは、彼らが積極的にこの目標を追求してきたことを明らかにする。リビア石油からの人の得られる推定収入は途方もない年1000億ドルだ。(石油価格が毎月さらに沈没中なので2016年にはこの数字が正しくないかもしれない

11。1月12日、幾つか他の攻撃が報じられた。ISが北部リビアの所謂「石油の三日月」にある輸出港を掌握しようとして、トリポリ東部のZLITEN と RAS LANOUFに於ける自爆攻撃で56人を殺した。「日曜日夜、護衛官がZUEITINAの石油港に入ろうとした3隻のボートを妨害した」とアリ・アルハッシ、リビアの『認知された』政府のために石油施設を保護する護衛官たちの報道官が言った。

12。1月半ばまでに統一政府創出を目的とした国連交渉取引に先月同国の二大政治派閥が合意したので、IS兵士がリビア石油施設への攻撃を踏み上げた。忠実な治安勢力に講演された全国統一政府なら同国石油施設の制御を取り戻せるかもしれない。この脈絡で、ISはリビアの石油自身の制御を目的とするだけでなく、その供給を妨害して実在すれば直ぐに相当な財政危機に陥るように統一政府ならんとするものを押し込もうとするようだ。

13。そうした混沌をリビアに生み出すことで、ISはアフリカだけでなくヨーロッパ大陸にもその作戦を拡張すべく財政的及び軍事的に自身を再グループ化、再組織化する基礎陣地として使おうと計画している。多分、西側が懸念する大きな理由だ。

2011年リビアへの西側軍事介入の荒廃的結果
14。ここに如何にリビアが同グループの軍事能力を高められるかがある。2011年のリビア危機開始以来、同国は武器供給業者/密輸業者の天国に転じた。それを別としても、2011年の西側軍事介入の直接的結果たるリビア国破壊が同国内及び国境沿いに武器供給業者の制御されない広がりを刻みつけた。結果として、ISがトリポリにある政府民兵向け武器供給の制御権を取ることが出来た。

2011年リビア軍事介入の余波
15。リビアでISが石油や武器に容易く接近しつつあることに不合意或いは否定する者さえあるかもしれないが、リビアがISの新しい「国際首都」に速く転じつつあることは殆ど否定できない。

16。本サイトのコメント。
 リビアと違って今回ばかりはロシアと中国がシリア方程式とエネルギー・ゲームの局外に置かれるのを我慢しないだろう。

リビアへのロシアの復讐
17。何度となく述べたように、ロシアと中国は米仏英に扇動されたリビア作戦に係る方程式の埒外に置かれたと感じた。中国とロシアはリビア体制転覆に先立ちリビアに重度の投資をしたが、ひと度体制が除去され国連安保理により空襲が制裁されると、西側連合軍がリビアについて心中に持つ真意に関して完璧に構図外に置かれたままだと気付いただけだった。中国とロシアは、西側連合軍の真意即ちリビアの埋蔵石油に口をつけることについて告げられずに介入への投票に誘い込まれた。

18。結果的にロシアと中国は教訓を学び、斯くしてシリアについて同じ間違い、西側及び湾岸諸国連合軍によるリビア式介入を許すことをしないかもしれない。シリアが戦闘するに値する埋蔵石油或いはその他天然資源に欠けるとはいえ、彼らの拒否権は西側及び湾岸諸国連合軍に教えるだけの象徴的な身振りを超えたものだった。それは今回どこまで行けるかだが、もうこれ以上はないだった。

さらに我々は2013年に書いた。西側軍事介入に先立ちムアマー・カダフィーと露中の調印したエネルギー取引
19。一部分析家によると、この不安定はリビアでの軍事介入に先立ちリビアの石油及び化石抽出物に重度に投資したある外国勢力により巧妙に引き金を牽かれた。連合軍がリビア介入を決めた時、そうした介入が地政学的光景に持つかもしれない結果を彼らは考慮しなかった。

20。リビアの埋蔵石油制御権を獲得する目的で、西側連合軍はまたリビアの豊潤な石油産業に重度に投資した中露の裏をかけると考えた。リビアへの軍事介入の道を結論において舗装した国連決議に賛成票を投じよと誘われて、ひと度介入に結論が出れば「エネルギケーキ」の公平な分け前が受けられると期待したが、代わりに彼らは蚊帳の外に置かれ、リビアへの数百万ドルの投資を失った。露中が軍事介入に先立ちムアマー・カダフィーと調印した全てのエネルギー取引が突如として無効になり、米仏英を全体運営の唯一の受益者にした。

21。編集者注:上記段落は本サイトにより2012年6月、2013年に書かれこの分析に包摂された。

それゆえに、新規のNATO介入の必要
22。リビアでのNATO軍事作戦の可能性がリビアの国連代表により確認された。彼によれば、NATO4カ国(米伊仏英)がリビアのIS要塞に対する空襲を打ち出す用意をしている。それは後に地上部隊に支援されるかもしれず、代わりに、IS占領地への制御権を確立する筈だ。

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23。それは至って単純に見えるけれども、しかしながら、そうではない。全面的なNATO介入がまだ起きていないことは単純に虚構の戦略的問題の所為ではない。西側は現状所謂(西側後援の)リビアの統一政府の結果的な樹立を待っているーそれからNATOを介入へと「招き」、NATO諸国にとって事態をずっと容易にする政府、シリア介入への法的授権獲得に関して彼らが直面せねばならなかった困惑の種類と特に比較してだ。「正統な」介入への西側の切望は多大だ!(先週以来この西側後援の政府が形成され就任した)。

24。一部の信頼できる筋によれば、P3+5が地元警察、陸軍及び沿岸警備隊を「訓練」するリビア介入を授権されるための国連安保理決議を今求めるだろう。英仏米の特殊部隊がまたISのリビア支部及びその他イスラム主義者グループに対するテロリズム防止作戦を実行するだろう。

25。軍事作戦の一部として米仏空襲が必要になるだろう。イラク(そして今ではシリアでも)でISと戦う関与の故に英国ジェット機は参加しそうにない。ホワイトホール筋が語ったと報じられる。

ワシントンのアルカイダ盟友がリビアのISISを率いる
26。拡張された戦争が、それ故に、非常に確実にリビアにやって来ている。問題はそれがやって来るのは「どうか」でなく「何時か」だ。諸々の記事が示すように、それは直ぐにだろう。しかしながら、この段階で提起されねばならない重要問題はどれ程リビアへの新規NATO介入は、2011年に遡るそうした介入が今日の混沌のまさに理由である時、「平和」に貢献できるのかだ。今回はNATOの新規介入が「人道的」なのだろうか。そして最後にだが最小でなく、露中がもう一度蚊帳の外になるのだろうか。(止め)
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2016年01月28日

優しく上昇する石油価格の「白昼夢」 Tyler Durden   01/26/2016


 下がるのか上がるのか、石油価格変動がこんなに注目を集めるなんて。経済のみならず一国の運命を左右している。のみならず石油ドルの動きが金融市場を左右し始めた。はてさて、ということで表記
《骨子》
1。それが石油価格から世界の本当に欲しがるものなのか。相衝突する見解があるが、ブルームバーグのマーク・クドモアが特筆するように、究極的に安定且つゆっくりした石油価格の高評価が多分最善だ。

2。金融市場が石油の戻しを見るのに熱心なのが価格行動から全く明らかだ。原油(人民元で)は先週先端の広範な救済やり取り以前に年初の敗走を導いた。そして昨日の敗北が全球的にアニマル・スピリットを消した。

3。だが、金融資産の実績が万事でないことを思い出すのが重要だ。より安い石油が消費者の可処分所得を高め、消費を広げ実体経済に拍車をかけるので肯定的であると一般に想定される。

4。シティーグループの新興市場経済学長デヴィッド・ルービンが昨日書いた。より安い石油は新興市場の原油輸入者を助けるよりも事実上もっと多く害するかもしれない。彼の言い立ては途上経済での石油ドル投資の縮小がより安いエネルギー請求書の節約を凌駕するかもしれないことだ。

5。それが18ヶ月の石油価格下落後、我々がなお大きな経済振興を見なければならない理由を説明するかもしれない。そしてそれが金融市場からの嘆願、本当は我々が石油価格の下落持続を欲さないことのもう一つの理由だ。

6。しかしそれは世界に急峻な石油やり取りが必要なことを意味しない。それが実体経済に新しいマイナスのショックを与えるだけでなく、先進市場の中央銀行家が突如かれらの望んで来ていたよりもずっと多い最近理解しにくいインフレの最中に自分がいると気付かせるかもしれない。

7。基本効果がこの問題を悪化させ、その時全球的市場が急速に緊縮する資金政策に対する上り坂の闘争を戦わねばならないかもしれない。

8。だから安定性が標的だ。或いはことによると、もっと一般的に価格にとって漸進的増価が望まれる状態であるようにー理想的にはエネルギー投資及び資本の流れを支持するのにちょうど十分なペースで。

9。それは12月初以来週に平均7.8%でブレント原油が動いてきた即今では白昼夢に思える。


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10。今の所「安定性」もゆっくりとして優しい増価がカードにはないようだ。(止め)
***
 本日12時現在の原油・天然ガス相場はブルームバーグによれば、
NYMEX WTI原油先物(ドル$/バレル) 31.930 -0.370 -1.146
ICE ブレント原油(ドル$/バレル)    32.770 -0.330 -0.997
NY 天然ガス (ドル$/百万Btu) 2.142 -0.015 -0.695
で一時伝えられた30ドル割れでないが、昨日ドバイ石油が25ドルをつけたとの情報があって先行きはまだ悪路のようだ。

 上記小論では触れられていないが、石油ドルの流れが産油国による過去の蓄積資産取り崩しで正反対に動いている。金融市場への直接的影響だけでなく、石油本位制とも言われるドルの基軸通貨性を掘り崩しているのに注意。そしてそれは国際政治を大きく変えてゆく。🐶
posted by 三間堀 at 12:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

【中】株式市場と通貨との崩壊に信を失くした中国人が2013年以来ゴールドを輸入 Tyler Durden   01/26/2016



 金嗜好の強いのは中国、インド、ロシアなど。華僑・華人の住み着く所にはまず金行がある。紙幣・国家を国民が信頼しなければ、銀行預金などしない、24金の金加工品で富を蓄積する。戦乱その他で避難する時紙幣は役立たずだが、ゴールドは何処でも通用するし、身につけて持ち運びが出来る。ヴェトナム戦争終戦時、ボーチピープルとなって各国にたどり着いたヴェトナム人を見て、日本人はその身につけたゴールドを見て彼らは金持ちだと誤解した。ゴールド製品は身/富の安全保障だったのだ。そこで表記だ。
《骨子》
1。5ヶ月前、中国で進行中の通貨切り下げと加速する資本規制の前に(そしてその間)最も利益を得ると我々の考える資産階級を事前評価した時、我々が焦点を当てる二つのことを素描した。ビットコインとゴールドのことだ。以下が我々の言ったことだ。

2。中国のゴールド傾倒はよく知られる。中国のゴールド輸入が増嵩するのを見ても我々は驚かないかもしれない。しかしながら、歴史的にゴールドは歴史の中で最良の価値貯蔵であり続け、人間に知られる各通貨より長持ちしてきたけれども、国の内外にある資金を移転させる段では問題があるー極めて明瞭にX線に映りがちだ。

3。それこそビットコインの価値がより高くもう一押しするのを見ても我々が驚かないかもしれない理由だ…若し数億人の中国人が資本規制は選択通貨を迂回するとしてビットコインを使う時が来たと決断し、中国の預金にある22兆ドルのほんの一欠片でさえビットコイン(その総計市場時価は最終チェックでほんの30億ドル超だ)に投資し、後方に座しビットコイン・バブル、デジタル通貨の従来の通時的高値になるかもしれないものの二度目の到来を静観しようと決断すれば、目立ちはしないようだ。

4。当時に戻ればビットコインは225ドルだった、そして続く5ヶ月で2倍になった後、丁度400ドル近くで取引されたのが最後だった。

5。だがゴールドはどうか。黄色い金属の損害に対して資本規制逃避メカニズムとして中国は排他的にビットコインに集中するだろうか。今朝方、我々は答えを得て、それが今鳴り響いている。香港センサス及び統計部によれば、12月、主要導管香港経由の中国のゴールド輸入は2年超のうちで最高に昇った、ーロイターの言葉を借りればー「投資家たちは崩壊する株式市場と弱くなる通貨に信を失い金塊を買い上げた」からだ。

6。現実データには幾分の齟齬があるけれども、我々はブルームバーグのものを使うだろう。それによれば、純購入が前月の66.8メトリックトンと1年前の58.8同トンから111.3同トンに上昇した。純購買が2015年には前年の750.8トンから774.1トンに増加し、2013年の記録的1,108.8トンと対比される。大陸中国はデータを公表しない。

7。輸入が130トンだった2013年10月以来、それが月次の最高数字だった。

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8。ブルームバーグによれば、「投資家たちは、株式市場の乱高下並びに世界で二番目に大きい経済の減速する成長を高める為中央銀行が通貨の喧嘩するのを任せるかもしれないとの懸念の最中、金塊を積み上げるのにほぼ6年間のうち最低の全球的価格を利用した。消費者たちもまた2月の中国正月、頂点の需要期の助走期に購入していた」。

9。中国の株式が沈滞し通貨・元が2015年を記録的な年間損失で終わったので、「人々は他の投資代替物を眺めた、それがゴールドに巨大な需要のあった理由だ」とシンガポールにあるゴールド業者GoldSilver Centralの経営幹部Brian Lanは言う。

10。「株式市場は昨年非常に変動しやすかったし、一方元は切り下げで始まった。だから投資家たちはゴールドに何らかの快適を見つけたかもしれない」とWang Shunyang、SMM Information & Technology Co.の分析家がデータ公表前に電話で言った。

11。それは単に現物ゴールドへの需要がまさに突然に膨張したのでなかった。上海ゴールド取引所からの現物配達の跳躍がまた需要の徴候だ、とワンが言う。2015年、引き出しが2,596.4トンに登り2年前の2,197トンという従来の記録を凌駕した。

12。同時に、香港が唯一の源泉でなかった。中国向けスイスのゴールド輸出が、スイス連邦関税局のウエブサイトによれば、12月に前月の16.5トンから59トンに跳ね上がった。

13。換言すれば、中国人が恐る恐る破裂した住宅バブルから今破裂した株バブルへと回った2年間の中断の後、遺産の戦場がもう一度回復されてきた、一方で益々混沌たるシステムの制御を温存する中国中央銀行の代理として株式と通貨を用い、他方でゴールドやビットコインといった「代替」資産を使ってだ。我々は最終的に勝つのが誰か訝っている。(止め)
posted by 三間堀 at 12:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【グラフ】ゴールド:重要なテクニカル水準を超えて2ヶ月ぶりの高さへ Tyler Durden   01/26/2016


 「ゴールド先物が最近のレンジをまさに突き抜けて、100日移動平均線を楽々越え、1120ドルー11月初以来の最高値ーに向けて試験中だ。貴金属がー12月半ば以来してきたようにーFEDが間違いを認めざるを得なくなるだろうという信号を発しているー丁度ジェフリー。ガンドラックが警告したように」。(表記

1)政策過誤の中でゴールドは値付けしているのか

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2)決定的な100日移動平均線を突破(3回の試行後)

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3)何故なら資金市場が…

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4)そして同様に残りの市場も…

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***
 ペーパーマネー(紙幣)への不信。
posted by 三間堀 at 07:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月25日

【泰】仏教的政治とタイ国の危険な道 KHEMTHONG TONSAKULRUNGRUANG – 15 JANUARY 2016


 「宗教が今日世界で競争するのをより困難と気づくとき、それはより強硬派となりよおり大きな国家権力を求める」と説き始める表記。世俗を捨てた出家者の筈の仏教界が何を保護して貰いたいのか。国教化要求は「この世を捨てぬ」仏教界の堕落に見えてならない。仏教の教えとは本来無縁の話だ。

《骨子》
1。憲法起草委員会(CDC)が最終的に仏教をタイ国の国教と認定しないことを確認した。その決定は多くに救いを他の者に怒りを運んだ。

2。拒絶が証明したのは、どれ程CDCが過激且つ保守的であろうとも、国家と宗教との関係ではそれが依然中立であることだ(1997、2007、2014年の前例のように)。同委員会は疎外と宗派間の不団結というあり得る危険を悟り、もう一度仏教原理主義者の圧力に耐えさらなる物議を回避した。

3。しかしながら、新憲法起草ごとに、仏教をタイ国国教にとの声が高くなってきた、そしてCDCの逃げ道が狭くなってきた。

4。同運動はナショナリスト・カードに興じてきて、「タイらしさ」への仏教の歴史的及び文化的貢献を引く。それは効果的な戦術だ。国教としての仏教の討議は非常に迅速に扇情的且つ情緒的なものに転じてきた。その考えを戒める国王演説に言及してCDCがこの要求に対抗した時でさえ、極論主義者はプミポンが仏教はタイ国の国教だと認めた別の箇所を発見できた。

5。CDCが彼らの要求を拒絶したと分かった後、何人かの仏教徒が来る国民投票で草案反対の投票をするキャンペーンをしている。これは軍政にとって悪いニュースだ、それが政府の萎んでいる支持を危険に曝すからだ。

6。多くのタイ人にとって、タイ国国教としての仏教の認知が良き憲法を作る上での決定的要素かもしれない。仏教道徳が進行中の政治的混乱、それを彼らは倫理的政治家の欠如により齎された危機と単純化してきた、から国を救い出すかもしれない。国教地位があれば、国家は仏教促進の義務を負うかもしれない。僧侶や信者は、仏教がより良い庇護、補助金、それにタイ国公共生活の中での優越性を受けねばならないことに合意する。

7。しかし歴史的に仏教はタイ国憲法中でよく保護されてきた、そして非公式な地位に関わらず、そうした文書の中に同教やその理想への言及が潤沢だ。タイ憲法はいつだって仏教やその他宗教を保護し促進する国家の義務を陳べてきた。

8。また国王は仏教を告白せねばならない。2007年、法の支配に対し用語のnitirat と nititharm間を討議した時、仏教のダルマにより近くにあるとして後者が選ばれた。失敗した2014年草案は明示的に公的地位に倫理的人物を選別することと良き道徳の欠如に厳しい罰の重要性を強調した。

9。2014年CDCは特定して仏教倫理について述べなかったけれども、それらを体現すると広く理解された。現実レベルで、国家はいつも他の宗教に比べて仏教に最大の歳出分け前を配分する。仏教は国中の公立学校で実践され教えられる。仏教的価値観がアルコール、堕胎や検閲に関する国家の公的立場に正当化を与える。政治的デモ期間中、僧侶たちがダルマ部隊を率いて無責任に幾つかの法律を破った。実際、タイ国は事実上の仏教国家だ。

10。しかしタイ人の大人口は満足しない。タイ国公式の国家宗教にならなければ仏教に対する国家保護が決して十分にならないと彼らは信じる。多くのあり得る原因のうちに同国若手世代の間で指導的な地位を失う恐れがある。

11。タイ国仏教が近代化も合理化も決してなされてこなかった故に、それは現代タイ国にとって適当な解決策を提供できない。仏教教義の解釈は絶対的と見なされ、そして仏教上への挑戦を却下することで、仏教哲学が時代遅れになった。また批判はサンガの弱体について増大しており、僧侶の富や不行跡に明瞭だ。仏教はタイ国の若者やもっと決定的な世代への訴求に失敗してきた。

12。内部諸問題に加えて、仏教徒は外部からの脅威をも認識する。タイ国深南部の反乱はムスリム戦士による僧侶殺戮を見てきた。タイ国のイスラム収容は、あり得る南部治安悪化への対応として、仏教極論主義者によって危険な忍耐と見られる。

13。人口の間のキリスト教人気の増大はもう一つのあり得る危険だ。これらの緊張がサンガの常軌を逸した行動に導いてきた。それにはムスリム少女が仏教徒学校でヒジャブ着用するのを禁止、政府後援イスラム銀行と競争する「仏教銀行」創設の呼びかけ、一人の僧侶殺害への報復に一つのモスクを燃やす提案、キリスト教慈善団体に資金提供された書物や広告を接収する要求が含まれる。[下線部強調は私]

14。タイ仏教の弱さとその権力への野心は長年の国家との絡み合いの症状だ。仏教は非常に甘やかされてきたので弱すぎてもっと多様な世界での競争ができない。最終的解決策としてそれは国家権力に向かった。この強硬派案が穏健派を去らせるかもしれないけれども、それは依然として多数の支持を引きつける。

15。不運なことに仏教的政治がタイ国を危険な下り坂に導いている。(止め)
***
 現実を知るほどにタイ国仏教界の抱える問題の多さ重さに気づかざるを得ない。「あの世とこの世を捨てた修行者」たる僧侶が国家に保護を求めるとは何事か。サンガは変わらねばならない。
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【露】露ルーブルが「パニック」の中で記録的低さまで崩壊 Tyler Durden   01/21/2016


 1ドル=100ルーブルまで値を下げた所で、海外ロシアン・マネーがルーブルを買い集め、ルーブルの品薄状態が起これば自然じり高になる。そこで適当なタイミングで保有ルーブルを売って巨額の差益を得る、という謀略論がある。まあ、そんな勘ぐりをしたくなる程のルーブル急落だ。果たして投げ売りすべき状況なのか(表記
《骨子》
1。先月末、我々はロシア経済を一瞥して結論した。同国は原油価格崩壊に直面しても著しく弾力的だと証明したけれども、概観が暗くなりつつある。

2。ルーブルが3カ年連続下落してきて今は西側経済制裁と原油価格の止まらぬ減衰の双方からの膨大な圧力下にある。「地政学とコモディティーからの潜在的リスクをヘッジする望みが上手にルーブルを75へと押すかもしれない」とEvgeny Koshelev、モスクワにあるロスバンクPJSCの分析家が12月にブルームバーグへEメールで教えた。「この弱化に対し中央銀行、政府と家計が反応するかどうか見ものだろう」。

3。Koshelev警告に先見の明があることが判明した。中国、全球的成長及び防疫の不機嫌な見通し(IMFの全球的成長予測の最新版切り下げを見よ)、IEAを引いた既に過剰供給に「溺れている」市場にのしかかる増大するイラン供給の展望、からの不確実性として石油価格が下落し続けた。

4。この間、今月初め、地政学的状況が最悪に向けた汚い転換をした。サウジアラビアがシアは世界をシェイク・ニムル・アルニムル処刑で苛立たせた時だ。その死がシリア、イラク及びイェメンで既に炎上している宗派の炎を焚きつけるからだ。バシャル・アルアサドのためのモスクワの介入のお陰で、ロシアは今混戦に密接に縛られている。

5。この背景に対して、ルーブルは新記録の低さへと崩壊し、木曜日に9ヶ月のうちで最急峻な2日間の減衰を刻み、対米ドル85越えの下落になった。

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6。「ルーブルが心理的節目の80を越えた後、仲買業者が鋭く売りを加速させた」とAlexei Egorov、モスクワにあるPromsvyazbankの分析家がブルームバーグに教えた。「ルーブルは石油に追いつきつつある、投資家たちがロシア資産に係る見解を見直すからだ」。

7。減衰が分析家たちにクレムリンの次の動きを塾考させる。「可能な限り多くの外貨準備を選好を前提にすれば、ロシア中央銀行の展望からはどんな形式の介入でも少なくとも選好される選択肢かもしれない」とINGの主任ロシア・エコノミストDmitry Polevoyが特記に言う。「そして金利引き上げが政治的に困難かもしれない。仮令、そうするのが必要になればロシア中央銀行には政府高官からの大きな圧力なしに選択する余地があるだろうと我々が考えるにしてもだ」と付言する。親循環的な手段や目立つ為替介入の双方がこの時点でテーブルにあると特記する。今週の減衰は「今日の為替市場パニックの徴候が家計の小口の流れにまで通じるなら、ロシア中央銀行の利害関係を提起する」と続けて警告する。

8。「それは他のどんな通貨よりも速く下落中だ、対米ドル水準80を侵犯した後ルーブルにパニック売りを見るからだ」とBernd Berg、ソシエテ・ジェネラル・ロンドンの新興市場戦略家がEメールでブルームバーグに教えた。「一部投資家はどんな値段でも売っている」と彼が注意し、原油が滑落し続ければルーブルは対米ドル100越えに下落するかもしれないと予告した。

9。ロシア中央銀行副総裁Vasily Pozdyshevは気にかけない。「システミック・リスクはない」と木曜日ロシア24TVに告げた。

10。多分そうでない、しかしルーブルが80台半ばに留まれば、年末にはインフレが8%超になっていそうだし、ロシアの予算赤字目標3%が原油50ドル/バレルを想定すると思い出させられる。価格が30ドル未満に留まれば、ロシア経済は今年5%超収縮しかねず、赤字は少なくとも1.4%膨らみかねない。
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11。今の所、同国が記録的水準で放出することで全球的なデフレ的供給過剰に貢献し続けるのを前提に、経済(国民は言うまでもなく)が嵐を乗り切れるとロシアが賭けているように見える。

12。どれだけ長くスタグフレーションの泥仕合を形成しつつあるものをロシア国民が喜んで消化するかは時が教えることだろう。(止め)
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2016年01月24日

【土】トルコの戦略的袋小路 Murat Yetkin 2016年01月08日付 Radikal紙


 中東の熱点二つはトルコとサウジアラビア。露ジェット戦闘機を撃墜した辺りから、エルドアンの正気でないのが顕著で、内紛を抱えながら錐揉み旋回で墜落しそうだ。表記はそんなトルコの現状分析だ。つまみ食いする。余談だが中東の現地新聞を日本語訳で読めるのは東京外語大のお陰だ。
《摘要》
1。ダヴトオール首相が[第3イスタンブルボスフォラス橋]建設現場を視察して情報を得た数分後、まだ完成していない第3橋の下を通ってロシアの最重要戦艦の一つが黒海に入る。

2。トルコは1936年のモントルー条約により、ロシアのシリア作戦を止めたくても、ボスフォラス海峡からの供給網を築くことに対して対策をとることができな い。( モントルーが変更されるべきと信じているためこのことは言わないが、反対に、触れられないことがトルコの戦略的利益になっているのだ。 勝手な想像だが。)

3。まさにこの「モスクワ」が第3橋建設の下を通って黒海の基地に戻る数分前にダヴトオール首相は記者たちのイラクのバシカでの衝突に関する質問に答えていた。

4。朝方、イラクとアメリカからの強い「撤退」要請にもかかわらずバシカに残ったトルコ部隊はイスラム国の戦闘員たちの攻撃に遭い、衝突によってタイイプ・エルドアン大統領が発表した通り18人の戦闘員が殺された。

5。アメリカとEUはこの地域でイスラム国しか見えていない。 ロシアはこの地域でイスラム国だけでなく、アサドを守る必要性を感じている。 イランも同様だ。 サウジアラビアはアサドとイランを気にしているが、アメリカや、一時的にイスラム国をも気にしているように見せかけている。 トルコは、この地域でアサド、 イスラム国、PKKを気にしている。

6。国内ではPKKがますますアンカラの頭を痛めている。

7。作戦が長引くほど、民間人の犠牲者が増えるほど、人権侵害の主張が増えるほど、ダヴトオール首相はこの[PKK]問題のEUとの関係の側面をも考え始めた。(止め)

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【日】黒田発言が中央銀行の刺激策試合を滞らせる  Tyler Durden   01/22/2016



 偽藥の効能が切れて、前回の小出し追加緩和もどき失敗で「もう詰んでしまった」黒田総裁が何かを呟けば、却って首を絞めたようだ(表記)。
《骨子》注意=黒田発言は英語からの翻訳によるので、日本語原発言と必ずしも一致せず、ニュアンスの差があるかもしれない。日本語ニュアンスは日本の報道などで確認されたい。
1。必要ならもっと多くのQQEという約束に拘らず(ほんの1週間前、もっと多くの資産購入は国の中央銀行の貸借対照表を脅かすと言った)、日銀総裁黒田のインフレ期待や石油価格に関する発言が熱狂的な「全球的刺激策」試合(とはいえ短かい)を停滞させた。

2。黒田のつぶやき
・「黒田:標的到達のタイミングは石油価格次第だ」
・「黒田:日銀の焦点は2016年下半期に2%到達だ」
・「黒田:長引く石油価格下落がインフレ期待に影響するかもしれない」
・「黒田:早晩2%標的に到達できるかは石油次第だ」

3。日本の資金政策を石油価格に結びつけることがより高い石油価格の希望的観測を意味し、前途はより少ないQQEを意味するので、それが刺激策試合を冷めさせたようだ。

4。そしてこれは刺激策の「希望」に役立たなかった。
・「黒田:現在の市場が多すぎるから影響したと我々は考えない」
 それがドル円をもっと押し下げた(そしてそれ故に原油と株も)
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5。併しドル円が蹌踉めき始めると彼は迅速救済をなんとかした、もっと約束することで…
・「黒田:標的到達に必要ならば、日銀はQQEを拡張できる」
・「黒田曰く、QQEプログラム強化には多くの方法がある」

 そしてこの愚鈍を落とした…
・「黒田:政府債市場の2/3はまだ日銀に買われていない」
・「黒田:今の所政策の技術的限界に面していない」


6。しかしながら、IMFは不同意だ…
 「現在のペースなら、日銀は2016年末に債券市場の約40%を保有するだろうし2018年末には60%近いだろう」ーIMF

7。そして黒田はこれで終わった。
・「黒田曰く、「私はいつだって用心深く楽観的だ」
・「黒田:来年はずっと良くなるか、或いは少なくとも良くなる」
それともどうしようもなく悪くにか。(止め)
posted by 三間堀 at 07:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする